ソフトバンクがXRメインのNFTマーケット「NFT LAB」開始、第1弾に「なにわ男子」

2023/03/08

ソフトバンクは3月7日、「使える・遊べる NFT」をコンセプトにしたNFT総合マーケット「NFT LAB」の提供を始めた。同社が提供する「5G LAB」と連携し、XRコンテンツを充実させたNFTを数多く取り扱う。

デジタル3DフィギュアやVR映像をはじめとするXRコンテンツのNFTを取りそろえ、購入や視聴だけでなくメタバースやリアルイベントとからめた、NFT保有者が楽しめる仕組みを提供する。LINEの暗号資産事業やブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesisのプラットフォームと提携しており、NFT購入はLINE IDでのログインで手軽に行える。購入したNFTは、LINEのNFTマーケットプレイス「LINE NFT」での二次流通も可能。

第1弾として、人気アイドルグループの「なにわ男子」や「櫻坂46」、女子プロレス団体の「スターダム」などのXR体験NFTを順次販売する。なにわ男子のNFTは7日から販売中で、全国のソフトバンク取扱店で数量限定で無料配布しているパスポートを持っているユーザーは、楽曲「Special Kiss」のオリジナルVR映像を視聴できる。また、なにわ男子のアバターが登場する3種類のオリジナルのミニゲームも順次公開予定。一定の条件でゲームをクリアするとスペシャルNFTがもらえる。

櫻坂46は17日から、スターダムは4月下旬以降に発売予定。NFTはそれぞれ「VR SQUARE」や「AR SQUARE」などのXR対応プラットフォームで、デジタル3DフィギュアのコレクションやVRコンテンツのライブ映像鑑賞、AR(拡張現実)コンテンツで好きなキャラクターと一緒に写真や動画の撮影などが楽しめる。NFT LAB限定のNFTも販売するほか、NFT保有者限定のリアルやメタバースイベント、企画も開催予定という。