Binance 、AI搭載したNFTジェネレーター公開 希望者殺到で提供数が即終了

2023/03/02

大手暗号資産取引所のBinance(バイナンス)は3月1日、AIを搭載したNFTジェネレーター「Bicasso」のベータ版を公開した。プロンプトを書いたり絵をアップロードしたりすると画像が生成され、それをNFTとして発行することができる。

画像生成サービス「DALL-E」「Midjourney」のように手軽に使用でき、作成した画像はBNBチェーンでNFT化する。Binanceの最高経営責任者(CEO)のチャンポン・ジャオ氏は「あなたの創造的なビジョンをAIでNFTにすることができる。何を作るかみせてほしい」とツイートし、新サービスへの期待と利用を呼び掛けている。

ベータ版全体で1万枚まで無料で利用可能だったが、ユーザーの需要が高く、すでに提供数が終了。今後の利用希望者は、正式版を使用するためのウェイティングリストに登録する必要がある。

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Binanceは2月には、暗号資産にかかる納税額を計算するツール「Binance Tax」の導入を発表している。複雑な暗号資産取引の納税額を計算するためのツールで、無料で利用可能。最大で10万トランザクションのBinanceでの現物取引や寄付、ブロックチェーンの分岐による報酬などに対応し、損益を計算できるという。まずはフランスに居住するユーザーから提供し、他地域へも対応エリアを広げる予定。

ジェネレーティブアート技術がWeb3で深化するなか、NFTとAIをかけあわせる試みは増加傾向にある。一方で、米マイクロソフトが投資する米新興企業のオープンAIが開発しテクノロジー業界を中心に話題になっている対話AI「ChatGPT」で、公式な関係がないにもかかわらず名前を語った偽の暗号資産の発行が相次ぐなど、注目度の高さに便乗した悪意あるサービスも見受けられるようになっている。