CoinbaseNFTが新規NFT発行を一時停止、機能再編で
西沢 裕子
2023/02/03
暗号資産交換業大手の米Coinbase(コインベース)が運営するNFTマーケットプレイス「CoinbaseNFT」が、新規NFTをリリースする「クリエータードロップ」を一時停止することがわかった。機能を再編し、ユーザー内で要望の高い他の機能に注力するという。
CoinbaseNFTは2022年5月にベータ版をローンチ。クレジットカード大手の米Mastercard(マスターカード)と提携しており、決済にはクレジットカードが使用できる。クリエータードロップはNFTの一次取引機能。
CoinbaseNFTは2月2日に「クリエーターが求めている他の機能やツールに集中するために、クリエータードロップを一時停止している」とツイート。同時に、CoinbaseNFTのサービス自体は継続すると明言している。
Coinbaseは、昨今の“暗号資産の冬”や競業のFTXトレーディングの経営破綻などによる市場の低迷を受け、事業規模の縮小を表明している。22年6月には全従業員の2割弱にあたる1000人以上をレイオフし、1月にも全従業員の約2割に相当する約950人の削減を発表。Brian Armstrong最高経営責任者(CEO)は「市場の低迷を乗り切り、いずれ訪れるかもしれない機会を捉えるためには、適切な業務効率を確保する必要がある」と理解を求め、採算性の低いプロジェクトを複数、停止する意向を明らかにしていた。
同月に、日本事業も既存顧客との取引を停止し、全面的な見直しを行うと表明。法定通貨の入金はすでに取り扱いが停止されているが、日本事業からの全面的に撤退ではないとも述べている。
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