Web3新会社の博報堂キースリーがNFTコレクション「VeryLongAnimals」と提携

Web3関連サービス開発企業として博報堂などが2022年12月に立ち上げた博報堂キースリーが1月19日、NFTコレクション「VeryLongAnimals(ベリロン)」とパートナーシップを締結した。ベリロンの「NFT発の日本を代表するキャラクター」へ成長を目指し、コラボレーションを希望する企業を募集する。

博報堂キースリーは博報堂と、⽇本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(アスターネットワーク)」を開発するStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)が設立。Web3関連サービスはITコンテストのハッカソンを通じて誕生することが多いことから、世界中でハッカソンを企画・運営し、新たなサービスの開発を目指している。

NFTプロジェクトは短期的な流行で終わるものも多いが、22年11月に初コレクション「VeryLongAnimals GENESIS」をリリースしたベリロンは、長期連載される漫画やアニメのように「長く残り続けること」を目指しているプロジェクト。ユーザー層は他プロジェクトよりも約10歳若く、投機熱の過熱とも一線を画しているという。

キャラクターを楽しみながら、無許可で商業利用もできる二次創作文化やポンと制度活用してコミュニティーを形成。コレクションの総取引額は118イーサ、約定価格は最高で10イーサになっている。

今後は「プロモーションを検討中で、何か話題になるネタがほしい」「Web3やNFTに取り組みたいが、何から始めればいいのか分からない」「商品の形状や商品名など、いろいろな意味で“長い”商品を担当しているので、それにからめた企画をやりたい」などといった企業とベロリンとのコラボレーションを検討。無料相談を受け付けるとのこと。