HIKKY、専門機材など不要の新メタバース「My Vket」β版リリース

VRサービスの開発ソリューションを提供するHIKKYは12月13日、新しいメタバースサービス「My Vket(マイブイケット)」のβ版をリリースした。専用ソフトのダウンロードや専用機器などは不要でスマートフォンやパソコンのブラウザから気軽にメタバースを楽しめることを目指したサービスで、2023年春の本リリースを予定している。

β版では、ブラウザ上で自分好みのアバターを作成できる機能「Vket Avatar(ブイケットアバター)」と、90種類以上の家具を自由に配置してオリジナルバーチャルルームを簡単に作成できる「Vket ROOM(ブイケット ルーム)」機能を提供している。アバター機能は、顔のパーツや洋服、アクセサリー、肌や髪の色を自由に変えることができ、5億通り以上が作成可能。作ったアバターはダウンロードでき、VRM形式に対応したプラットフォームであれば、My Vket以外でも使用できる。ルーム機能はマルチプレーに対応し、ボイスやテキストのチャットで同じ空間にいるユーザーとのコミュニケーションを楽しめるほか、イベントの開催もできる。

各機能のパーツやアイテムは順次追加予定。今後は本リリースに向け、ユーザー同士のSNS機能や、ミッションクリアで称号がもらえるアチーブメント機能、イベントの登録機能を追加する。また、ウォレット連携やMy Vket内のショップ機能なども実装する計画とのこと。

HIKKYは18年に設立。21年11月にNTTドコモを引受先とする第三者割当増資を実施し、65億円を調達している。同時にドコモと資本・業務提携を結び、3月には同社が提供するマルチデバイス型メタバース「XR World(エックスアールワールド)」に企画・制作・開発パートナーとしての参画も発表。JR東日本と共同で、秋葉原駅をメタバースで再現する「Virtual AKIBA World(VAW)」なども手掛けている

また、メタバース上で開かれる世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」を主催しており、18日まで「バーチャルマーケット2022 Winter」を開催中。現実世界の実在都市をメタバース上で再現する「パラリアルワールドプロジェクト」の一環として、札幌、名古屋、パリの各都市をメタバースで表現した3会場で実施している。