Animoca Brands、メタバース分野のファンド創設へ 約2800億円の規模を目標

香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)が、メタバース事業に特化したファンドを立ち上げる計画が明らかになった。日本経済新聞電子版とNIKKEI Asiaが11月30日、共同創業者のYat Siu氏へのインタビュー記事を掲載。その中でファンド創設について触れている。

Siu氏とファンドマネージャーが中心となって「アニモカキャピタル」を設立し、10〜20億ドル(約1400億〜2800億円)規模のファンドを目標とする。メタバースやNFT分野で、成長期や株式上場が近いスタートアップを対象とし、2023年に最初の投資を行う方針だという。

Animoca Brandsは2022年に入ってから、複数回資金調達しており、シンガポールの政府系投資会社Temasek(テマセク)などから支援を受けている。過去の報道などによると、企業評価額は50億ドル(約7000億円)を超えるとされる。

日本の戦略的子会社Animoca Brands株式会社も8月、三菱UFJ銀行から2250万ドル(約32億円)を調達している。Siu氏は7月に行われたMetaverse Japan Summit2022(MVJサミット)で、「日本は世界でも有数のコンテンツプロデューサーの一つ。日本にとってメタバース参入は選択肢ではなく、参入せざるを得ない」と発言。今回の日経インタビューでも、有望市場のひとつだとの認識を示していた。