埼玉県戸田市、ご当地キャラをNFT化し市の魅力発信へ実証実験

埼玉県戸田市は11月30日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と連携し、NFT技術を活用した魅力発信と市内の公園の彩湖・道満グリーンパークへの誘導についての実証実験を行うと発表した。市の戸田ヶ原自然再生キャラクター「とだみちゃん」を3D化しNFTに加工して、ふるさと納税の返礼品として提供する。

同実験のためにCTCが新しくリリースした、ARアプリ「CLoVAR(クローバー)」のβ版を活用。3D化したとだみちゃんと、AR環境で写真撮影できるサービスを展開する。

ふるさと納税の返礼品には数量限定で、CLoVARで使用できる限定版のとだみちゃんのNFTと、彩湖・道満グリーンパークのバーベキューガーデンの「器材レンタル楽々お任せプラン」4人分のセットを用意する。寄付額4万円以上が対象で、12月上旬から随時、各ふるさと納税サイトに掲載予定。

CLoVAR β版は、アプリをダウンロードした端末のGPS機能を彩湖・道満グリーンパーク内でオンにすると、市の鳥であるカワセミを頭にのせたとだみちゃんを撮影できる。アプリはふるさと納税の寄付をしなくても利用可能。