「モバオク」がNFT出品に対応、法人団体対象に

ディー・エヌ・エー(DeNA)子会社のモバオクは11月28日、運営するオークションサービス「モバオク」で、NFTのオークション開催が可能になったと発表した。NFTオークションが開催できる対象は、モバオクと契約した法人団体。

スマートフォンゲームを手がけるモバイルファクトリー傘下のビットファクトリーが提供するNFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキス ガレージ」を導入。モバオクとのAPI連携で、アーティストや事業者が、画像や映像、音声、書籍、ゲーム上のアイテムなどのデジタルコンテンツをNFTとして販売可能にした。

サービス導入の第1弾として、イラストレーターでイベントプロデューサーのGullig(ワビスケ)氏主催の「CREATORS RUSH!! NFTアート・チャリティーオークション」を同日から12月11日まで開催。新型コロナウイルス禍で経済的に困窮する人や、社会的に孤立する人の増加などの解決にアートで貢献する取り組み「CREATORS RUSH!!」の一環で、絵師のNAOKI MATSUO氏、中森かりん氏、コニ氏、Basi氏、PO氏、ホネピンク氏、kenko氏、Omitsu氏の作品をNFTアートとして出品している。売上金は「赤い羽根 ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン」に寄付される。