電通、基盤共通化しコスト軽減したメタバースのフェス会場開発

電通グループは11月21日、メタバース事業を手がけるVARKと共同で、メタバース空間上のライブエンターテインメントやフェス会場「VARK ARENA(バークアリーナ)」を開発したと発表した。メタバースでさまざまなアーティストのオンラインライブに参加でき、第1弾として24〜27日に開催されるバーチャルライブ音楽イベント「テレ東バーチャル音楽フェス」の会場として提供する。

新型コロナウイルスの感染拡大によりオンラインライブの需要は急速に拡大している。しかしメタバース空間でのライブ開催は従来、空間制作や特殊な撮影方法の必要さから、制作コストがかさむという課題があった。

VARK ARENAは、イベント会場の設計や制作、ライブ制作を共通基盤化し、クオリティーを保ちながら必要なコストを圧縮。会場内ではVTuberのみならず、リアルなアーティストも一緒にライブイベントを実施することも可能という。

会場は、開催するイベントに合わせたデザインにカスタムでき、オリジナルのアバターやアイテムの販売や配布もできる。VTuberなどの3Dモデルバーチャルライブでは、ギフトやコメントによる双方向参加も可能。また360度映像によるライブや、過去アーカイブをふくめた映像コンテンツの視聴、参加者が楽しめるカラオケ設備なども実装されている。

電通グループはVARK ARENAを通して、音楽やアニメなど幅広いコンテンツで「XRトランスフォーメーションを推進する」とコメント。新しいバーチャル体験やライブ体験を創出し、バーチャルエンターテインメント事業のさらなる発展を目指すという。