メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」のmonoAI technologyが東証グロース上場

2022/11/17

メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を展開するmonoAI technologyは11月15日、東京証券取引所からグロース市場への上場を承認されたと発表した。上場日は12月20日。

XR CLOUDは、独自の大規模VR空間共有技術をベースに、バーチャル空間を提供。多人数が1つの空間に高速で同時接続できるため、メタバース上での大きなイベント開催やバーチャル店舗が展開でき、ビジネス用途にも対応している。また、双方向で音声会話やテキストチャットでコミュニケーションできるほか、講演や展示会で使用できる会場や、ビジネスシーンで利用するスーツからライトなイベント向きのTシャツなど約40種類のアバターも用意。2021年3月に開かれた神戸大学の工学研究科グラフィクスリテラシー教育研究センターの開所式典の交流会や、同6月に中京テレビが開催したご当地VTuberユニット「日本烈島」のバーチャルファンイベントなどで導入実績がある。

発行可能株式総数は3489万2880株で、発行済株式総数は11 月 15 日時点で872万3220株。上場時発行済株式総数 992万3220株で公募分を含む。単元の株式数は100株。株主名簿管理人はみずほ信託銀行、監査人はかがやき監査法人、幹事取引参加者はSMBC日興証券。

monoAI technologyは上場承認に「創業以来支えてくださった、すべてのステークホルダーの皆様のご支援に、心より厚く御礼申し上げます。今後も企業価値の向上を目指し、皆さまの期待に応えられるよう、日々尽力してまいりますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」とコメントしている。