凸版印刷とDeNA、「Mobage」メタバースでアバターの真正性を実証実験

今回の実証実験で生成されるアバターのイメージ

凸版印刷は11月7日、ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同でメタバースにおけるアバターの真正性付与や証明に関する公開実証実験を始めたと発表した。同日からプレオープンしている、DeNAが運営するSNS「Mobage(モバゲー)」のアバターをメタバース空間で利用できる「Mobage 3D Park」で行われる。

メタバース市場への関心が高まる一方で、国際的な倫理規定や新技術についてのルール策定は現状、進んでいない。キャラクターアバターの不正利用や、なりすましなどのリスクが懸念されるなか、凸版印刷は2月、アバター生成管理基盤「AVATECT(アバテクト)」を開発。アバター本体の管理や本人認証を行い、アバターに電子透かしやNFTを付与することで真正性を担保する技術で、凸版印刷はこれらのメタバース関連事業で、2025年度までに100億円の売り上げを目指している

実証実験では、MobageサイトからダウンロードされたアバターをAVATECTで登録し、真正性情報を付与。その後Mobage 3D Parkにアップロードされたアバターで確認する。真正性が付与されたアバターを持っているユーザー同士は、確認コードの交換でその内容を確認できる。一般ユーザーのユーザーエクスペリエンス(UX)やアバターの真正性付与技術の検証、アバターのデータプロテクション機能に対するニーズの把握、AVATECTの有用性を検証する。

Mobage 3D Parkは、Mobageをモチーフにした3D空間。Mobageゆかりの展示物や「怪盗ロワイヤル」「農園ホッコリーナ」などのゲームブースが用意され、アバターで記念撮影ができる。プレオープンは12日までで、本公開は23年初めを予定している。