ぴあ、バーチャルライブプラットフォーム「NeoMe」を提供開始

2022/05/13

チケット販売大手のぴあは5月12日、バーチャルライブプラットフォーム「NeoMe(ネオミー)」をスマートフォンアプリのサービスとして提供を始めた。バーチャルライブ第1弾の「NeoMe Live Vol.1」は28日に開催し、大阪を拠点に活動する男女ツインボーカル3ピースバンド「ヤバイTシャツ屋さん」が出演する。

NeoMeは、ユーザーがアバターとなってバーチャル空間に入り、XR技術を使ってパフォーマーの世界観を演出するバーチャルライブを中心に、ユーザー同士のリアルタイムな交流やアバターのコーディネートを楽しむことができるサービス。空間内では、アバターやエフェクトのグッズを販売するショップやアトラクションなどが設置される「PARKエリア」や、臨場感の高いライブが体験できる「ライブステージ」、パフォーマーの企画やファン同士で交流できる「アーティストルーム」が設定されている。

好きなコーディネートでオリジナルアバターが作ったり、アバター同士でチャットやグループでのボイスチャットでおしゃべりしたりすることが可能。また「NeoMe Live」に出演するパフォーマー専用のアーティストルームでは、動画やディスコグラフィーの展示、フォトスポットでの撮影を楽しめる。

NeoMe Live Vol.1は28日午後8時から開催。参加料は無料で、PARKエリアのショップでは、ヤバイTシャツ屋さんの限定デジタルグッズを販売するほか、ヤバイTシャツ屋さんのアーティストルームもオープンする。またアプリリリースキャンペーンとして、対象期間中にアプリをダウンロードとログインしたユーザーに、ヤバイTシャツ屋さんの限定デジタルグッズをプレゼントする。

オンライン上でライブパフォーマンスを発信するパフォーマーは増えており、パフォーマーの活動は多様化している。ぴあは、NeoMeを通じて、次世代を担う若手パフォーマーにバーチャルを起点とした新たな表現や活動の場の提供を目指す。ユーザーやファンには、好きなものを自由に求めながら同じ趣味の人とつながる場を提供し、パフォーマーとユーザーの新たなコミュニティーづくりを支援する。

ぴあは今後も、バーチャルならではのさまざまなイベントやライブを展開予定という。