BABYMETAL 、メタバース活動とリンクの NFTスニーカー販売

2022/04/05

メタルダンスユニットユニット、BABYMETAL(ベビーメタル)は4月4日、日本初のデジタルファッションレーベル1BLOCKとコラボレーションして、スニーカーのNFT「BABYMETAL x AIR SMOKE ZERO」を発売すると発表した。大手NFTマーケットプレイスOpenSeaで10パターンのスニーカーNFTをオークション形式で販売する。

BABYMETALは活動10周年のフィナーレとなる2021年10 月 10 日にリアルでのライブ活動を“封印”。4 月 1 日に新展開として、メタバースを舞台に “我々の知らなかったBABYMETAL を復元”させる計画「THE OTHER ONE」 を発表している。BABYMETAL x AIR SMOKE ZEROは、THE OTHER ONEでの世界観とリンクさせたデザインの1点もののNFTを全10パターン展開する。

NFTスニーカーはメタバースで着用可能なほか、現物のスニーカーもいずれかのタイミングで保有者に付与を予定しているという。オークションは7日の午後10時から11日正午まで開催予定。
入札開始額は0.1ETHから。

1Blockは、日本初の3DCGを軸にしたデジタルファッションレーベル。ブロックチェーン技術など活用し、マルチバースで利用できるデジタルコンテンツ開発の統合プロデュースを手掛けている。日本初のスニーカーのNFT「AIR SMOKE 1」を販売するほか、atmosやNYLONとのコラボでもスニーカーNFTを発売している。

音楽業界では、米ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)が1月に、香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)傘下のNFTゲーム「The Sandbox」と共同でThe Sandbox内で初の音楽のテーマパークを立ち上げたと発表。また3月には、米ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)のレーベル「10:22PM」が、人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の「NFT#5537」を購入し、NFTのキャラクターをバーチャルバンド「KINGSHIP」のマネジャーにする計画も公表している。

国内では、ポニーキャニオンが2月、映画やCMなどのデジタルコンテンツ製作を手掛けるキューテック、VR専門の研究開発チームを持つDMM.comと提携し、メタバースで音楽ライブなどを開催する「Virtual harevutai プロジェクト」を発足している。