BTSがNFT参入 韓国最大の暗号資産交換業者と合弁

大人気KポップグループBTS(Youtube公式チャンネルより)

韓国発の人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」のNFTの発売に向け、所属事務所のHYBE(ハイブ)が 韓国最大の暗号資産交換業者と提携する。Hybeが4日に当局に提出した資料で明らかになった。

Hybeが暗号資産取引所「Upbit」を運営するDunamuの株式2.5%を5000億ウォン(約482億円)で購入し、HYBEは Dunamu に7000億ウォン(約670億円)相当の新株を発行する。

提携後には、BTSのフォトカードがUpbit上でNFTとして取引できるようになる。

HYBE創業者の房時赫(パン・シヒョク)氏は、オンラインの説明会で、今回の提携に関して「安全なカード所有権を提供すること」が目的であるとして「世界的なファン・コミュニティー上でカードの収集や交換、展示などを可能にする。(今回の取り組みにより)1枚の写真を、動画やサウンド付きのデジタルカードに変えることができる」と述べた。

2021年月以降には、HYBEに所属するKポップグループのWebアニメやオンライン小説についてもリリースを予定している。いずれもオリジナルの作品となり、NAVER WEBTOON (ネイバーウェブトゥーン=韓国のNAVERが立ち上げたデジタルコミックのポータルサイト)で公開する予定だという。BTSに関連したゲームも企画されており、2022年上期の発売を予定している。