double jump. tokyo、「三国志大戦」使用した新ブロックチェーンカードゲーム開発へ

2022/09/28

ブロックチェーン技術を⽤いたNFT事業⽀援を行うdouble jump.tokyo(ダブルジャンプトーキョー)は9月27日、「三国志」の世界観をテーマにしたブロックチェーンゲームを開発すると発表した。セガからライセンス許諾を受け、対戦型カードアクションゲーム「三国志大戦」のコンテンツIP(知的財産)を使用したアートワークを展開するという。

三国志大戦は2005年3月から提供されているゲームセンター向けの人気対戦型カードアクションゲームで、トレーディングカードゲームやオンライン対戦ゲームブームの火付け役として、その後のゲーム市場に大きな影響を与えている。新ゲームの開発には、ゲームに特化した日本発のブロックチェーン「Oasys」を使用。独自開発のアーキテクチャーを使用し、ゲームをガス代(取引手数料)無料で高速にプレーすることが可能で、手数料や実行待ち時間のハードルをなくすことで、これまでNFTやブロックチェーンゲームに触れてこなかったIPファンにもコンテンツを届けやすくなるという。またブロックチェーンを活用したゲーム内決済や、NFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、他ゲームとの連携も容易とのこと。

double jump.tokyoは、Oasysプロジェクト開発初期よりディベロッパーとして参加。Oasysには、ゲーム事業を手がけるDMM.com グリーなども出資している。

double jump.tokyoは人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」「BRAVE FRONTIER HEROES(ブレイブフロンティアヒーローズ)」「My Crypto Saga(マイクリプトサーガ)」などの開発や、⼤⼿コンテンツホルダー向けにNFT発⾏や販売、ゲームとメタバース連携を⽀援するNFT事業サービス「NFTPLUS」などを提供している。7月には、暗号資産ウォレット「MetaMask(メタマスク)」を提供するConsenSysと戦略的パートナーシップを締結。新しいWeb3.0ゲーミングウォレットの開発に取り組むと発表している。