3年ぶりリアル開催の「東京ゲームショウ」メタバースやブロックチェーンの関連ゲームも多数出展

世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ」が9月15日から18日まで、千葉・幕張メッセで開催されている。一般向けのリアル開催は3年ぶりで、一般公開が始まった16日午後は、多くの来場者が訪れた。

今回は、37の国と地域から605の企業と団体が出展。メタバースやブロックチェーン、NFTといった新しいテクノロジーを生かしたゲームも数多く展示されていた。

VRデバイスメーカーのPICO Technologyは、VRゲームを体験できるコーナーを開設。ヘッドセットを装着した来場者がコントローラーを両手に持ちながら、体を動かしていた。

「メタバース」という言葉を世の中に広めたMeta(旧Facebook)は、大規模なブースを展開。VRヘッドセット「Meta Quest 2」を体験できるコーナーを設けた。

メタバースプラットフォームのclusterも出展。「OPEN YOUR WORLD. 可能性を解き放て。」というコンセプトを掲げて、特設ブースを設置。多くの来場者が集まっていた。

メタバース系のゲームプラットフォームとして知られるRobloxのブースもあり、関連グッズが展示されていた。

「NFT is HERE…」というコピーで人目を引いていたのは、XENO。CROOZ Blockchain Labが開発するNFTゲームで、特設ブースでは多くの人がゲームを試遊していた。

NFTゲーム「PHANTOM GALAXIES」のブースでは、スタッフのガイドのもと、パソコンでシューティングゲームが体験できる。

ブロックチェーンゲームギルド「YGG Japan」の特設ステージ。ブロックチェーンゲームに関するパネルディスカッションが開かれ、多くの人が聴き入っていた。

NFTゲームのプラットフォーム「PlayMining」を運営するDigital Entertainment Asset(DEA)のブースでは、共同代表の山田耕三氏が事業戦略をプレゼン。NFTゲームのコンセプトである「Play to Earn」について説明していた。

ゲームやNFT、暗号資産のユーザーのコミュニケーションプラットフォームとして定番となっているDiscordも東京ゲームショウに出展。Discordの使い方をレクチャーしていた。