The Sandboxが8月24日からアルファ版シーズン3を開催

2022/08/18

香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)傘下の人気NFTゲーム「The Sandbox」は8月17日、アルファ版のシーズン3を発表した。8月24日から10週間開催する。

アルファ版はThe Sandboxの体験イベントで、2021年11月にシーズン1、22年3月にシーズン2を開催。シーズン3の対象はアカウントを持つすべてのユーザーで、90以上のイベントを用意し、これまでで最大のものになるとのこと。

ラッパーで俳優のスヌープ・ドッグやSueco、カナダの音楽プロデューサーのデッドマウス、Ubisoftの人気キャラクターRabbids、人気NFTプロジェクトの「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」や「World of Women(WoW)」、The Walking Dead 、Warner Music Group、The Smurfs、Steve Aoki、Metapride、Care Bears、Atariなどのブランドパートナーによる27のイベントが提供されるほか、The Sandboxの独自イベントや、The Sandbox Game Maker Fundの支援を受けた20の企画が実施。また、クリエーターによる12種類のユーザー作成コンテンツ体験と、Game Jamsによる16種類の企画も提供される。

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ゲームやクエストをこなすと、The Sandbox 内の通貨である暗号資産「SAND」が報酬として獲得できる。The Sandboxの最高執行責任者(COO)兼共同創業者のセバスチャン・ボルジェ氏は「私たちは、デジタルアイデンティティーやNFTが、遊び、進化するための世界を創造する能力から始まる、コレクションの所有者のための新しい使用事例を開発することに興奮している。最も創造的で熱心なWeb3コミュニティーとともに、オープンなメタバース文化を定義し、私たちの社会的相互作用の未来を形作る機会を得た」とコメントしている。

The Sandboxは、ユーザーがメタバース内でアバターや建物などのアイテムやゲームを作成して遊べるゲーム。3月には、米ニュース誌TIME が発表した2022年の「世界で最も影響力のある100社」に、NFTマーケットプレイスOpenSeaやメタバースへの注力を掲げ21年10月に社名を旧Facebookから変更したMetaなどとともに選ばれている