米GameStopが独自NFTマーケットプレイスを立ち上げ

2022/07/12
画像 Shutterstock

米ゲーム小売り大手のGameStopは7月11日、NFTマーケットプレイスを正式に立ち上げたと発表した。イーサリアムレイヤー2基盤のマーケットプレイスになる。

GameStopのNFTマーケットプレイス立ち上げは1月に、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに報じられ、翌日のGameStop の株価は20パーセント上昇。2月にはローンチを公表していた。NFTスタートアップのImmutable Xと提携し、同社が開発、運営しているNFTとゲームのためのプラットフォーム「Immutable X」を採用。イーサリアムのビデオゲーム用にデザインされたキャラクターや武器、衣装などをNFTアイテム化し取り扱う。

Immutable Xはイーサリアム上で展開されているが、Immutable Xでの取引はイーサリアムのメインネットでの取引よりも安価ですむ。NFTマーケットプレイスでの発行や取引には、Immutable XのIMXトークンを活用する。Immutable Xは特定のビジネス目標の達成に応じ、最大約1億5000万ドル(約200億円)のIMXトークンをGameStopに提供する

立ち上げたNFTマーケットプレイスはパブリックベータ版で、今後はWeb3.0ゲームやクリエーター、その他のイーサリアム環境など、さまざまなカテゴリーへ機能を拡充する予定という。

GameStopは2021年に経営陣を一新。新会長には米オンラインペット用品小売りのChewyの共同設立者Ryan Cohen氏が就任した。また、元Amazonの幹部を最高経営責任者(CEO)と最高財務責任者(CFO)に採用している。Cohen氏はGameStopを実店舗型小売り主体の企業から技術中心のEコマース企業へ変貌させるという構想を掲げており、NFTマーケットプレイスの立ち上げもそれに従ったものとみられる。

またGameStopとImmutableはNFTクリエーターや技術者を助成する最大1億ドル(約137億円)のファンドも創設している。Immutable社は3月、2億ドル(約274億円)を調達しており、企業評価額は25億ドル(約3432億円)で、ユニコーン企業入りしている。