漫画「南国少年パプワくん」「ジバクくん」ゲームコラボでNFT

2022/05/11

シンガポールを拠点にGameFiプラットフォーム事業を手がけるDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)は5月11日、運営するNFTカードバトルゲーム「JobTribes」で、柴田亜美氏による人気漫画「南国少年パプワくん」「ジバクくん」とコラボレーションしたNFTを販売する。コラボを記念したイベントなども開催する。

JobTribesは「職業」が神として存在する異世界で、「職業神」を操って競うトレーディングカードゲーム。ゲーム内で獲得したポイントはDEAが運営する暗号資産「DEAPcoin」に交換でき、DEAPcoinは、同社のNFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」でNFTを購入するために使用することができる。カードイラストは「月刊少年ガンガン」に連載された漫画「ドラゴンクエスト ロトの紋章」の藤原カムイ氏、「週刊少年サンデー」連載の漫画「スプリガン」の皆川亮二氏などの人気作家が書き下ろしている。

「南国少年パプワくん」は月刊少年ガンガンに1991年から95年まで連載された、柴田氏のデビュー作。「ジバクくん」は「ファミ通ブロス」に98年から2000年まで連載され、ともにテレビアニメ化もされている。コラボNFTは、各作品30枚の計60枚を、PlayMining NFTで販売。決済はDEAPcoinで行い、価格はブラインドオークション形式で 30万DEAPcoinから。即決販売価格は 36万 DEAPcoin。

また、コラボを記念し、JobTribesで「宝くじイベント」「Material Hunting!」を開催。コラボNFTをデッキに入れてステージをクリアすると通常より多くの宝くじを入手できる宝くじイベントは17〜 20日に実施。コラボNFTをデッキに入れてステージをクリアすると通常より多くの育成アイテム「砂」を入手できるMaterial Hunting!は5月31〜 6月3日まで行われる。

DEAは3月、福本伸行氏の人気漫画シリーズ「カイジ」とコラボしたNFTを販売。また1月には、シンガポールのJAFCO Investment (Asia Pacific) Ltd.が運営するJAFCO Asia S-8 Fundシリーズのほか複数の上場企業や個人から総額1200万ドル(約15億6000万円)の資金調達を行っている。