人気漫画「カイジ」がNFTに カードゲーム「JobTribes」とコラボし特別大会

2022/03/09

シンガポールを拠点にゲーミフィプラットフォーム事業を手がけるDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)とクリーク・アンド・リバーは3月8日、福本伸行氏の人気漫画「カイジ」と、DEAが運営するNFTカードバトルゲーム「JobTribes」がコラボした、カイジNFTを9日から販売すると発表した。「カイジ」に登場するキャラクターのNFTのほか、JobTribesで「カイジCUP」も開催する。

「カイジ」は講談社が発行する「週刊ヤングマガジン」で1996年から連載された、自堕落な日々を過ごしていた青年が多額の負債を抱えたことをきっかけにさまざまなギャンブルに挑んでいく姿を描く人気漫画シリーズで、テレビアニメ化や実写映画化もされている。カイジNFTは、主人公の伊藤開司など5種類のキャラクターが描かれた限定カードで、「LEGENDARY【カイジ】伊藤開司 (Nature)」は30枚、「EPIC【カイジ】利根川幸雄 (Thunder)」「EPIC【カイジ】大槻班長 (Earth)」「EPIC【カイジ】兵藤和尊 (Poison)」は各100枚 、「RARE【カイジ】黒服 (Water)」は200枚が発売される。

価格はブラインドオークション形式で販売され、即決価格も設定されている。購入には、DEAが発行する暗号資産「DEAPcoin」が必要。DEAPcoin は2022年1月26日から暗号資産取引所「BITPOINT」で取り扱われている。

また19~20日にはJobTribesで、特別大会「カイジCUP」を行う。JobTribesは職業をテーマにしたトレーディングカードバトルゲームで、職業が擬人化されたキャラクターたちが登場。ゲーム内で獲得したポイントはDEAPcoinに交換でき、DEAPcoinは、マーケットプレイス「PlayMining NFT」でNFTを購入するために使用することができる。
「カイジCUP」では、カイジNFTをデッキに入れていると、パラメーターが大幅に強化され、ゲームを有利に進めることができるという。優勝賞金は10万DEAPcoinで、100位内に入るとDEAPcoinが贈られる。

クリーク・アンド・リバーは福本氏とライセンス契約を締結しており、ほかにも人気作家やアーティスト作品のNFT化や、同社が運営する「漫画LABO」作品のNFT化などを手がけている。