公立中学校の「外へ行かない遠足」にVR バンジージャンプや絵画作品に没入

ロジリシティとキャドセンターは「コロナ禍で修学旅行や課外行事を我慢している生徒たちを笑顔にしたい」という思いから、西東京市立明保中学校が12月17日に開催する「外へ行かない遠足」に、移動式VRアトラクションサービス「どこでもバンジーVR」と、絵画作品の世界に入って楽しめる「絵画VR」を提供する。

ロジリシティは「冒険 ナイトハイク」や「路地裏 街歩き怪談ツアー」といった冒険型アトラクションの企画・開発・運営・販売をする2019年4月に渋谷で創業したベンチャー企業。キャドセンターは3DCG技術をベースにした映像、静止画、インタラクティブコンテンツ、VRコンテンツ、シミュレータの制作・開発によるビジュアライゼーション環境の構築・提供、またそれらの運用を行なっている。

「外へ行かない遠足」 で提供される「どこでもバンジーVR」は移動式の体験型VRアトラクションで、今回はVR空間にて3DCGで精巧に再現された東京都庁の屋上からバンジージャンプをすることができる。テレビでも紹介されており、高い精度の仮想空間と体を反転させる体験装置によって大迫力の没入感を得られる。

絵画VRは絵画作品の中に入ることのできるVRコンテンツ。「外へ行かない遠足」では、葛飾北斎の「しうねん」と「終焉の画家」という異名を持つポーランドの画家、ベクシンスキーの作品に入って世界観を楽しむことができるという。

どちらの作品も、作品世界への没入感や360°映像などVRならではの体験を提供している。