スクウェア・エニックス、NFTゲームへの本格参入へ 決算資料で発表

大手ゲームメーカーのスクウェア・エニックスが、ブロックチェーン技術を活用したNFTゲームへ本格参入を検討していることが分かった。5日に実施された、2022年3月期 第2四半期の決算説明会資料で明らかにした。

同社は10⽉14⽇に、NFT事業の実証実験として、NFTデジタルカード「資産性ミリオンアーサー」をリリース。ブロックチェーンゲームの開発・運用を行うdoublejump.tokyo(ダブルジャンプ・トウキョウ)と共同で開発し、「LINE Blockchain」をプラットフォームとして活用した。

「資産性ミリオンアーサー」 が発売後に相次いで完売したことから、NFTと自社アセットとの⾼い親和性を認識し、今後は本格的な事業化フェーズに移⾏するという。

今後は「分散型コンテンツとして、トークンエコノミーを前提としたブロックチェーンゲームに注⼒していく」としていることから、同社オリジナルのNFTゲームが生まれる日も遠くはないのかもしれない。