中国版フォートナイト、突然終了でユーザー悲嘆 データ保存を要望

中国版「フォートナイト」は10月31日、中国国内におけるフォートナイトのサービスを終了すると発表した。1日からはすでに新規アカウントの登録を停止。11月15日にはサーバーを閉鎖し、それ以後はログインなども一切不可能になる。

中国のメディアやコンテンツ産業を管轄する国家新聞出版署が8月30日に発表した、ゲーム規制強化の影響とみられている。

中国では近年、未成年のオンラインゲーム依存症が社会問題になり、当局が規制を強めている。8月30日の規制で新たに追加されたのは、未成年者に対するゲームの提供時間だ。

18歳未満の未成年者に対するオンラインゲームは週末の「金曜日・土曜日・日曜日および祝日の午後8時から9時までの1時間のみ」許可され、実に週に3時間のみ。また、実名でアカウント登録をしていないユーザーにはサービス提供不可など、さらに規制を強化した。

突然のサービス停止に悲嘆に暮れる中国のユーザーからは、Twitter上でEpic Gamesに対して、プレイヤーのセーブデータを保存するよう要望する声が上がっている。