ブロックチェーンゲームギルドの「YGG Japan」が約4億円相当調達

ブロックチェーンゲーム関連事業を手がけるForNは1月30日、運営するブロックチェーンゲームギルド「YGG Japan」が約4億円相当を資金調達したと発表した。累計調達額は約7億5000万円になる。

投資には、スクウェア・エニックス、セガ、グリーなどのゲーム関連企業のほか、MARBLEX Corp、enish、アドウェイズ・ベンチャーズ、コインチェック、Gate.io Labs、ベクター、Infinity Ventures Crypto、CAICA DIGITAL、Days、Emoote、アリーバ・スタジオ、カラフルマーケティング・リミテッド、キングダムバース、ForN Gaming Guild、Eureka Entertainment Ltd.などの18社が参加した。

YGG Japanは世界最大級のブロックチェーンゲームギルド「Yield Guild Games(YGG)」の日本国内の事業などを担うブロックチェーンゲームプラットフォーマーで、2022年3月にYGGとForNが提携して設立。ブロックチェーンゲームプラットフォーム「GabeeTown」の運営などを行い「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」型ゲームの提供や、世界向けに日本のIPを使用したゲームやオリジナルのブロックチェーンゲームの立ち上げもサポートしている。

日本のゲーム市場の規模は、中国、アメリカに次ぐ世界第3位で、国民一人当たりのゲーム支出額は世界で最も高いが、多くのユーザーがまだWeb3初心者なのが現状という。NFTやブロックチェーンゲームへの参加には心理的にも物理的にもハードルがある大半のユーザーが安心してプレーできる環境の構築へ、調達した資金は人材採用やプロダクト開発、マーケティング、プロモーションなどに活用するという。