DMM.com、人気タイトル「かんぱに☆ガールズ」で初のブロックチェーンゲーム提供

2022/12/15

DMM.comは12月14日、初のブロックチェーンゲームタイトル「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」を2023年夏ごろにリリース予定と発表した。基盤チェーンに、日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」を活用し、DMM独自のOasys Layer2ブロックチェーン(Verse)を構築する。

DMMは独自トークンを軸にしたトークン経済圏の構築を目指しており、7月にはWeb3事業参入と、新会社の設立予定を発表している。ブロックチェーンゲームの開発はその第1弾で「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」「NFTWars」などのブロックチェーンゲーム開発を手掛けるCryptoGamesと協業。また同月、DMM.comが取り組むWeb3.0プロジェクトの基盤チェーンとしての活用を見据え、Oasysに出資している。

「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」は、DMM GAMESの人気ブラウザゲーム「かんぱに☆ガールズ」をブロックチェーンゲーム化。異世界転生した「剣と魔法の世界」で傭兵会社の社長となって冒険するファンタジーRPGで、旧作の世界観を尊重しつつ、ブロックチェーンゲームの特徴として獲得したキャラクターたちそれぞれに現実的な“価値”を付与する。キャラクターを他プレーヤーと交換や売買、譲渡しながら最強パーティーを作り上げ、2カ月に1回開催予定の世界大会でナンバーワンの傭兵会社を目指す。英語にも対応しグローバル展開する予定のこと。

基盤チェーンのOasysは、ゲームをガス代(取引手数料)無料で高速にプレーすることが可能。DMM.comは「Oasysの活用により、これまでNFTやブロックチェーンゲームに触れてこなかったプレーヤーにも、ストレスのないゲーム体験をお楽しみいただける」とコメントしている。