DEA、米投資グループから約13億5000万円を調達 

左からDEA CSO(Chief Strategy Officer)興梠立哉氏、LDA Capital Managing Partner/Co -Founder ウォーレン・ベイカー氏、DEA CFO 怒賀良平氏

GameFiプラットフォーム事業を手がけるDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)は12月14日、米オルタナティブ投資グループのLDA Capitalから1000万ドル(約13億5000万円)を資金調達したと発表した。調達した資金で、プラットフォームの開発などを促進する。

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DEAは、Play to Earn(遊んで稼ぐ)をコンセプトとするブロックチェーンゲームプラットフォーム「PlayMining」を運営。現在「JobTribes」「Cookin’ Burger」「麺屋ドラゴンラーメン」「Graffiti Racer」「Lucky Farmer」のPlay to Earnゲーム5タイトルを提供するほか、クリエーターとファンが共創するメタバースプロジェクト「PlayMining Verse」の運営も行っている。

LDA Capitalは2018年に設立された投資グループで、43カ国・地域の公開・非公開市場で250件以上の取引を行い、取引総額は110億ドル(約1兆5000億円)を超えている。DEAは11月、楽天と協業推進に向けた覚書を締結し、楽天のベンチャーキャピタル(VC)である楽天キャピタルからの出資に合意。これらの資金調達により、事業拡大を加速させ、Web3エンターテインメント・プラットフォームの開発をさらに推進するという。

DEAは1月、シンガポールのJAFCO Investment (Asia Pacific) Ltd.が運営するJAFCO Asia S-8 Fundシリーズや、複数の上場企業・個人を引受先として、総額1200万ドル(約16億円)を資金調達している。10月には、テレビ東京との業務提携推進に合意し、220万ドル(約3億円)の出資を受けた。同社は放送事業だけに頼らない収益構造を目指しており、DEAへの社員の出向をふくめNFTの活用を検討しているという。