スケートボード8つで3億円超 「Azuki」NFT連動アイテムが高額落札

人気NFTコレクション「Azuki」が、スケートボードのオークションを行った。8つのスケートボードは、最高309.0ETH(約6200万円)、最低200.0ETH(約4000万円)で落札され、あわせて1901.06ETH(約3億8000万円)に。Azuki公式ツイッターでは、これまで販売された最高額のスケートボードの記録を破ったとしている。

Azuki発行元のChiru Labsは今月、デジタル上のNFTの所有と、物理的アイテムの所有をひも付ける、新たなトークン規格「フィジカル・バックト・トークン(PBT)」を発表した。物理的なBEAN Chip(NFCタグ)をウォレットと接続したスマートフォンで読み取ると、所有を証明するトークンが発行される。所有者が物理アイテムを手放しても、次の所有者がBEAN Chipを読み込むことでPBTも転送され、その流れはイーサリアムチェーン上に記録される。

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そんなPBTの第1弾となったのが、今回のスケートボードだった。純金でメッキされた9点が作られ、そのうち8本が10月21日にオークションへ出品された。落札者へは引き替え用のNFTが配布され、11月以降に物理的なボードを受け取れるようになるという。