MetaTokyo、Decentralandのファッションウィーク参加

メタバース上で都市開発を行うMetaTokyoが、VRプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」で3月24日から開催されるデジタルファッションウィーク「Metaverse Fashion Week(MVFW)」に参加する。モデルやDJ、クリエーティブディレクターとして活動するユニット、AMIAYAとストリートスナップ誌「STREET」のコラボレーション写真集「AMIAYA x STREET TOKYO FASHION 2021ss」からNFT写真展やアバター向けのウエアラブルアイテムの制作や販売を行う。


MetaTokyoは、きゃりーぱみゅぱみゅや中田ヤスタカ、AMIAYAなどのアーティストを擁するカルチャープロダクションのアソビシステムなど3社が2022年2月に立ち上げた、メタバース上で文化都市開発を行うプロジェクト「メタトーキョー」を推進する共同出資会社。Decentralandでは、所有する土地でポップアップミュージアム「SPACE by MetaTokyo」などを展開している。


MVFWでは、21年8月に発売された写真集「AMIAYA x STREET TOKYO FASHION 2021ss」をフィーチャーする。SPACE by MetaTokyoを「AMIAYA x STREET」とのコラボ仕様にアップデートし、ファッションの持つ可能性や魅力を改めて感じられるような作品を展示。「AMIAYA x STREET」の写真をNFT化し、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」での販売も行う。33カットの写真をそれぞれ10エディション、合計330点を24日から販売予定で、購入者には後日、コラボ記念Tシャツが配布される。また、AMIAYAのスタイルをモチーフにしたウエアラブルを制作し、Decentraland内のマーケットプレイスで販売。詳細はMetaTokyoのTwitterで発表されるとのこと。

プログラムは、東京・原宿のブックストア「BOOKMARC(ブックマーク)」で開催中の写真展「AMIAYA x STREET x MetaTokyo」とも連動。会場ではメタバースへの誘導も行い、リアルとバーチャルの同時展開に取り組むという。

MVFWの参加は無料。高級ファッションNFTマーケット「UNXD」と米ファッション誌「Vogue」のアラブ版「Vogue Arabia」が提供するDecentralandの最新地区「Luxury Fashion District」を中心に、ランウェイショーやポップアップストア、アフターパーティなどを27日までの4日間にわたって開催する。