NBAステフィン・カリーが新記録のスニーカーを米UNDER ARMOURとNFTに

米プロバスケットボールNBAのウォリアーズに所属するステフィン・カリー選手は12月22日(現地時間)、NBA史上1位の3ポイントシューターになったことを記念し、米スポーツブランドのUNDER ARMOURと提携したNFTドロップを発表した。

14日のニックス戦でカリー選手は5本の3点シュートを決め通算2977本になり、これまで最多だったレイ・アレン選手(セルティックスなど)の通算2973本を抜いて歴代トップになった。この試合でカリー選手が履いていたアンダーアーマー製のスニーカー 「Curry Flow 9」のデジタルレプリカ2974個がNFTになる。

NFTコレクションは、VRプラットフォーム「Decentraland」、NFTゲーム「The Sandbox」「Gala Games」内でアバターに着用させることが可能。各NFTの価格は333ドル(約3万8000円)で、すべての収益は子どもたちのスポーツチャリティーに寄付される。

カリー選手は「この瞬間をファンの皆さん、ベイエリアのコミュニティー全体、そして長年にわたって私を支えてくれた皆さんと共有できることを心から感謝しています」と述べている。

UNDER ARMOUR は、この提携がNFT参入の第一弾となる。競合する米スポーツブランドのNIKEは13日にNFTスニーカーなどで知られるRTFKTを傘下に収め、同adidasは20日、 NFTアーティストのBored Ape Yacht ClubらとのNFTコラボレーション企画が72時間で4300万ドル(約49億円)を売り上げている。