米NIKEがNFTスニーカーのRTFKT買収 メタバース強化

米スポーツブランドNIKEは現地時間12月13日、NFTスニーカーなどで知られるRTFKTを買収したことを発表した。

買収額は非公表。ただ、2020年に創業されたRTFKTは、2021年5月にアンドリーセン・ホロウィッツが主導して800万ドル(約9億円)のシードラウンドを実施し、会社の価値が33.3万ドル(約37億円)と評価された実績がある。

RTFKTは、今月最も話題になったNFTプロジェクトの1つである、アーティストの村上隆氏とのアバターパートナーシップ「CloneX」も手掛けている。このプロジェクトは、3週間前に初のNFTドロップ(NFTの発行)を実施して以来、すでに約6,500万ドル(約74億円)を超える取引量を記録している。

NIKEのCEO、ジョン・ドナホ氏は「今回の買収は、ナイキのデジタルトランスフォーメーションを加速させる新たなステップであり、スポーツ、クリエイティビティ、ゲーム、カルチャーの交差点でアスリートやクリエイターにサービスを提供することを可能にする」とコメント。

「私たちは、本物でつながりのあるブランドを持つ、非常に才能のあるクリエイターチームを獲得した。我々の計画は、RTFKTブランドへの投資、革新的でクリエイティブなコミュニティへの貢献と成長、そしてナイキのデジタルフットプリントと能力の拡大だ」と述べている。

RTFKTの共同創業者の一人であるベノイト パゴット氏は「これはRTFKTブランドを構築するためのユニークな機会であり、私たちが愛するコミュニティを構築するために、ナイキの基盤となる強さと専門知識の恩恵を受けられることに興奮している」として

「ナイキは、イノベーション、創造性、コミュニティに対する私たち全員の深い情熱を共有する世界で唯一のブランドであり、メタバースで形成された私たちのブランドを成長させるだろう」と述べている。