NIKEがメタバース参入 米国で商標登録を出願

出典:USPTO(米商標申請サイト)

米NIKEがメタバース参入を準備しているようだ。現地時間2日、米CNBCが報じた。

米国特許商標庁の申請情報によると、NIKEは10月27日に、衣類やスニーカーなどのNIKEブランドのバーチャルアイテムの商標登録を出願した。この動きは、メタバース空間でバーチャル商品を販売、もしくは何らかの形で展開するための準備と見られる。

仮想空間である「メタバース」の中でも、当然ながら商取引が生まれるし「衣食住」が必要になるだろう。例えば米Facebookから社名変更したMetaも、スーパーマーケットチェーンHEBに対して、Twitter上で「HEB、メタバース内の食料品はどのようなものになるかなあ」と呼びかけており、今後両社は、メタバース内の食料品販売などで何らかのコラボレーションをする可能性がある。

NIKEの商標申請内容を見てみると、以下のように書かれている。

—– Downloadable virtual goods, namely, computer programs featuring footwear, clothing, headwear, eyewear, bags, sports bags, backpacks, sports equipment, art, toys and accessories for use online and in online virtual worlds
(ダウンロード可能なバーチャルグッズ、すなわち、履物、衣類、帽子、眼鏡、バッグ、スポーツバッグ、バックパック、スポーツ用品、美術品、玩具、アクセサリーをオンラインおよびオンラインバーチャル世界で使用するためのコンピュータプログラム)

—– Retail store services featuring virtual goods, namely, footwear, clothing, headwear, eyewear sports bags, backpacks, sports equipment, art, toys and accessories for use online; on-line retail store services featuring virtual merchandise, namely, footwear, clothing, headwear, eyewear, bags, sports bags, backpacks, sports equipment, art, toys and accessories
(靴、衣類、ヘッドウェア、アイウェアスポーツバッグ、バックパック、スポーツ用品、アート、玩具、アクセサリーなどの仮想グッズをオンラインで利用できる小売店サービス;履物、衣類、帽子、眼鏡、バッグ、スポーツバッグ、バックパック、スポーツ用品、美術品、玩具およびアクセサリーなどの仮想商品を特徴とするオンライン小売店サービス)


—– Entertainment services, namely, providing on-line, non-downloadable virtual footwear, clothing, headwear, eyewear, bags, sports bags, backpacks, sports equipment, art, toys and accessories for use in virtual environments
(エンターテインメントサービス:オンラインでダウンロードできない仮想の履物、衣類、ヘッドウェア、眼鏡、バッグ、スポーツバッグ、バックパック、スポーツ用品、アート、玩具、および仮想環境で使用するアクセサリの提供)

出典:USPTO(米商標申請サイト)

「‥for use in online virtual worlds」「virtual environments」というように「virtual」という言葉が多用されており、これらがいわゆる「メタバース」を指す言葉だと解釈できる。

こうしたNIKEの取り組みに、他のアパレルやファッションブランドが追随するのかについても注目していきたいところだ。