NFTアートで文化芸術振興を 大阪府豊中市が実証実験

大阪府豊中市がNFTアートを活用したクリエイター支援を始めた。NFTやメタバースの企画制作を手がけるデジタルコンテンツ企業「スピード」(愛知県瀬戸市)と協働して、文化芸術振興のための実証実験を実施する。民間事業者などと協働して社会課題の解決を目指す「Urban Innovation TOYONAKA(アーバンイノベーション豊中)」の一環だ。

Toyonaka Art Connection(豊中アートコネクション)」と題する、この企画では10月31日まで、NFT作品を募集している。応募は公式サイトの投稿フォームから、1人1作品のみ。出展作品URL(OpenSeaなど)をはじめとする必要事項とともに記入する。

作品は11月22〜27日にかけて、豊中市役所第二庁舎1階、豊中市立文化芸術センター2階回廊などで展示される。11月23日には、豊中市立文化芸術センターでイベントも開催。「豊中・クリエイター・NFT」と題したオープニングから、「NFTアートの現状と未来」をテーマにしたトークイベント、初心者向け講座の「はじめてのNFT」、イラスト制作ワークショップといった内容を予定している。