DMM、NFTアートを3Dプリントで販売 第1弾は「Generativemasks」

DMM.comが「DMM.make physical NFT ART project」をスタートする。同社のDMM.make 3Dプリント事業によるもので、アーティストなどへのNFT発行支援を行うTARTと共同で行う。

3Dプリントで造形したNFTアートの販売によってアーティスト活動の多様性を示し、持続可能な活動の仕組みづくりを目指す。第1弾として2023年1月から、ジェネラティブアート作品「Generativemasks」の3Dプリント版が販売される予定だ。

Generativemasksは、クリエイティブコーダーの高尾俊介氏が2021年に立ち上げたNFTアートプロジェクト。高尾氏は、プログラミングを日々の生活や来歴、風土や固有文化と結びつけるために「デイリーコーディング」の活動を行っている。その延長としてGenerativemasksが制作され、発売から2時間あまりで1万個が完売した。

3Dプリント版Generativemasksの価格は未定で、暗号資産(ETH)による決済を予定している。3D Generativemasksの保有者のみ、3Dプリント版を購入できる。その他の詳細は、追って発表するという。

販売に先駆けて、10月29日〜11月13日に、東京・原宿のコミュニティスペース「BE AT STUDIO HARAJUKU」で開かれる「デジタル骨董展—これからの価値と所有を考える—」で、3Dプリント版のGenerativemasksが展示される。