ピクシブ、クリエーター支援へメタバースアイテム無料配布

2022/07/07

イラスト投稿サイト「pixiv」を運営するピクシブは7月7日、クリエーター創作応援プロジェクト「CLCT(コレクト)」を始めたと発表した。クリエーターが自由に改変できるメタバース向けファッションアイテムを無料配布する。

メタバースと3Dアバターモデルの需要の高まりから、これから3D創作に挑戦するクリエーターを支援する。ピクシブが開発、提供するアバターの3Dモデル作成アプリケーション「VRoid Studio」を通して、アバター用ファッションアイテムを配布。配布されたアイテムを活用してユーザーが作成した3Dモデルは、メタバース内でアバターとして利用したり、ゲームやアプリケーション開発に組み込んだりすることができ、商用利用も認める。

アイテムは、テーマ別に7つのコレクションの計100種類以上を2022年内に配布予定。配布第1弾のテーマは「SCHOOL」で、アニメや漫画の舞台設定として人気の「学園生活」をコンセプトに、ブレザータイプの制服やリボン、ネクタイ、カーディガンなど、29種類のファッションアイテムと5種類のヘアアイテムを用意。各アイテムは、複数のカラーから選ぶことができる。

配布に使用されるVRoid Studioは、ピクシブの3Dアバター事業「VRoidプロジェクト」で2021年11月から提供されている、無料のWindows、Mac用アプリケーション。パラメータを調整するだけで顔や体形、髪形、服の形や大きさを自在に変更でき、専用の知識がなくても本格的な3Dキャラクターをつくることができる。作成したキャラクターは、商用利用も可能。

ピクシブは21年から、バーチャル空間での「交流」に重点を置いたオンラインの即売会「NEOKET」を開催。複数の「ワールド(会場)」を設け、1つのワールドで1000人、NEOKET全体では1万人以上のユーザーの同時参加が可能で、実際の即売会のようにみんなでイベントを楽しむ感覚を味わうことができるという。新型コロナウイルスの感染拡大によりリアルに集うことが難しい中で、クリエーターやファンが3Dアバターでコミュニケーションをとりながら創作活動に取り組むことを支援している。