ニューヨークの空に日本人アーティストの作品が浮かぶ「AR体験会」【NFT.NYC】

スマホをかざすとタイムズスクエアのビルの上にキャラクターが現れる

ニューヨークのタイムズスクエアで空に向かってスマホをかざすと、画面に日本人アーティストが創作したキャラクターたちが出現するーーそんなAR(拡張現実)が体験できるイベントが6月21日、開催された。実施したのは、ARやVRといったXRのコンテンツを配信できるプラットフォーム「STYLY」を運営するPsychic VR Labのメンバーたちだ。

同社はタイムズスクエア周辺で開かれている「NFT.NYC 2022」に合わせ、香港のブロックチェーン企業Animoca BrandsやNFTプラットフォームUCOLLEXらと連携して、森博嗣さんや古城正幸さんら7人のクリエイターの作品があたかもその場に浮かんでいるかのように見えるARプロジェクトを企画した。

21日には、実際にSTYLYのスマホアプリを使って、ユーザーに「AR体験」をしてもらうイベントをタイムズスクエアで開いた。現場にいたChief Media Officerの渡邊遼平さんは「今後はこのようなリアルの場所の上に乗っているようなARのレイヤーをどんどん作っていって、それを売買できる仕組みを作っていきたい」と意気込みを語っていた。

STYLYのアプリがインストールされたスマホをタイムズスクエアのビルに向かってかざすと、アプリがビルの形状を読み取った上で、CGのキャラクターがその場所にあった形状で画面上に現れる。その場に来なければ体験できないコンテンツとなっている。

「いまはコロナ禍でまだまだリアルの場に人が戻り切っていない。我々はそういう場所に人を戻すために、場所に紐づいたアート作品を体験できるようにして人流を作っていきたい」

渡邊さんはそんな抱負を口にする。

タイムズスクエアでAR体験会を実施したPsychic VR Labのメンバーたち

さらに、アーティストの作品をARで見せるだけではなく、その場所に作品が表示されているという状況をVRのコンテンツにして、それをNFT化して販売していきたいという。

「そのようなNFTの流通によって、アーティストやプロジェクトの推進者に還元しながら、世界中の場所を撮っていきたいと考えています」

日本では渋谷や新宿で同様のプロジェクトを企画しているというが、海外では今回のニューヨークが第一弾となる。渡邊さんもこの企画のために渡米したが、「現地に来てみて初めてわかることもある」そうだ。

このARのアプリは、実際の現場の形状をスキャンする必要があるので、光量によって精度が左右されてしまうところがある。暗い場所だど全然認識してくれないので心配だったが、実際にタイムズスクエアに来てみると、夜でも電光掲示板のおかげで明るくて問題なかったという。

「メタバースの仕事をしている人間なのに、リアルな環境に左右されることが多いですね」

と渡邊さんは苦笑していた。

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