Animoca Brands KKやMADWORLD など4社、NFT.NYCで都市連動型XR NFTアート展開催

2022/06/21

香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)の戦略的子会社、Animoca Brands株式会社(Animoca Brands KK)は、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labらと4社で「NFT.NYC2022」で都市連動型のXR NFTアート展を開催している。

次世代クリエイター向け NFT プラットフォームを展開するUCOLLEX INTERNATIONAL LIMITED、香港を拠点にするNFTプラットフォームとマーケットプレイスを運営するMADWORLD HONG KONG LIMITEDとの共同企画。米ニューヨークで開かれている世界最大規模のNFTイベント「NFT.NYC2022」で7人の日本人アーティストをフィーチャーし、ニューヨークのランドマークであるタイムズスクエアを彩る。

アート展には、WebブラウザのみでVRやAR、MRコンテンツを手軽に制作できさまざまなデバイスが配信できるSTYLYを活用する。展示予定のアーティストは、森博嗣氏、古城正幸氏、浅野健一氏、クレイジーチョコレート氏、村田みのり氏、武川亮氏、中野健太氏の7人。各アーティストの作品は6月23日までのNFT.NYCの開催期間中、タイムズスクエアでスマートフォンアプリ「STYLY」で体験できる。

日本の伝統をテーマにした展示も開催。能面アーティストの浅野氏の手がけた作品を使ったARフィルターを提供し、能楽の般若の面が人間の顔にマッピングされる。その他にもNFT. NYCの会場内での展示を行うほか、会場に足を運べなくてもオンラインで体験できるVRコンテンツも展開する。

展示されたXRアートは、作品ごとにジオラマ化し後日、NFTとして販売される予定。UCOLLEX INTERNATIONAL LIMITEDやMADWORLD HONG KONG LIMITEDのNFT プラットフォームによる、日本発のXR NFTアート作品のグローバルな展開や、アーティストやクリエーターコミュニティーと共同で都市をキャンバスにした新しい作品作りや街づくりの推進を目指すという。