独自アートセレクトの「Rakuten NFT Art Gallery」5月26日開始

楽天グループが運営するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」は5月16日、オリジナルNFTアート作品を集めた「Rakuten NFT Art Gallery」を5月26日午後5時から開始すると発表した。「Rakuten NFT」が独自にセレクトしたオリジナルのデジタルNFTアート作品を販売する。

第1弾では、歌手のAdo氏のイメージディレクターを務めるヘアメイクでスタイリストのORIHARA氏、Ado氏の楽曲「ギラギラ」のジャケットとミュージックビデオのイラストを担当したイラストレーターの沼田ゾンビ!?氏、繊細な人物画で女性人気の高いイラストレーターのyasuna氏の、3人のアーティストの作品を販売予定。ORIHIRA氏の「渋谷かわいい」をテーマにした作品2種、沼田ゾンビ⁉氏の特徴的なツインテールと白髪の女の子を描いた作品3種、yasuna氏の、5年間の作家活動の中から自身が選んだ特に思い入れがあるという作品4種の、計9種をリリースする。
販売パックはORIHARA氏と沼田ゾンビ!?氏の作品が各10パックで、yasuna氏の作品は各5パック。価格は税込みで3万円。

Rakuten NFTは2月25日にサービスを開始した、スポーツ、音楽、アニメなどさまざまな分野のNFTの購入や個人間での売買ができるマーケットプレイスと、IP(コンテンツ)ホルダーがワンストップでNFTの発行や販売サイトの構築が可能なプラットフォームサービス。決済には楽天IDを使用できるため、登録されたクレジットカードや楽天ポイントの利用が可能。これまでに、円谷プロダクションが制作、販売するアニメ「ULTRAMAN(ウルトラマン)」のCGアセットを使用した「高画質エフェクト付きプレミアムデジタルアート」や、日刊スポーツ新聞社傘下の日刊スポーツNEWSが提供する、漫画家・黒鉄ヒロシ氏の描き下ろしイラストを含む、競馬をテーマにしたNFTコンテンツシリーズ「黒鉄ヒロシGI激闘史『2010年シリーズ』」などを販売している。

23年以降は、個人によるNFTコンテンツの発行、販売ができるサービスの提供や、グローバルへのマーケットへの展開、決済方法の多様化などを予定している。