SBINFTとローチケ、電子チケットが記念NFT化する「LAWSON TICKET NFT」提供

2022/03/18

SBIグループのSBINFTとチケット事業「ローソンチケット(ローチケ)」を運営するローソンエンタテインメントは3月17日、ブロックチェーン技術を活用したNFTサービス「LAWSON TICKET NFT」を始めると発表した。2022年春から提供する。

ローソンチケットで扱っているコンサートやスポーツ、演劇などのイベントチケットを、デジタルデータとして保管できる記念チケットNFTとして販売する。近年はチケットのデジタル発行が増えており、利便性が高まる一方で「思い入れのあるイベントチケットは記念に手元に残しておきたい」というユーザーの要望も増えているという。そうした要望に応えるため、NFT化したチケットには、希少性の高い画像や実際に観戦や観劇した会場の座席情報などを記録。イベント当日の思い出とともに「自分だけの、唯一の」記念チケットとして、手元に残すことができるという。

ローチケは、音楽やスポーツ、演劇、映画、レジャー施設などのイベントチケットを取り扱い、コンビニエンスストアのローソンやミニストップで全国の約1万5000店舗の店頭でチケットの発券サービスを展開している。SBINFTは17日、21年9月に買収したNFTマーケットプレイス「nanakusa」をリブランディングし、新たなサービス「SBINFT Market」をリリース。それに伴い、中国語や韓国語にも対応するほか、公認アーティストや提携パートナーに対するサポート業務の品質向上、NFTに関する総合的なコンサルティングなどを行うことも発表していた。

観戦や観劇チケットのNFT化の取り組みは増しており、2月には米プロフットボールリーグのNFLが、ロサンゼルスで開催された第56回スーパーボウルのスタジアム観戦者にNFT版のチケットを付与。オンラインチケット大手のTicketmasterと提携し、座席番号などが記載されたNFT版の記念チケットを期間中毎日無料で配布し、最終日には優勝チームがNFTに収録されている。また、ブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」を運営するCryptoGamesが、Polygonブロックチェーンで展開するシリアルナンバー付きのNFT
「レプリカ・オタクコイン」にローソンやファミリーマートなどでのコンビニ決済に対応するなど、NFTの購入にコンビニが活用されるケースも増えている。