メタバースに江戸を再現、德川宗家19代目が監修 「Coban」「Zeni」でNFT購入

2022/02/17

美術品事業などを手がけるShinwa Wise Holdingsは2月16日、アートをコアにメタバースに江戸時代を再現させるプロジェクト「江戸バース」の立ち上げを発表した。徳川記念財団の理事長で、德川宗家19代目にあたる徳川家広氏が総合監修を務める。

「現代に都市・江戸が存在する仮想空間」をコンセプトに、日本文化や芸術への理解を促進する。まずは江戸城を中心に江戸時代を再現し、徐々に藩を拡充させ、完全再現を目指す。当時にはなかったオリジナルの藩も誕生もあり得るという。ユーザーは江戸の名所を散策、観光して、イーサリアム上で発行する独自トークン「Edo Coban」「Edo Zeni」でグッズやアートをNFTとして購入ができる。

また、土地を入手して開墾し商用利用することも可能。他ユーザーとの道具の貸し借りやインセンティブの折半で、収益を得ることができる。貢献度の高いユーザーには職位をNFTとして与え、「大名」を目指すこともできるという。

徳川氏によると、江戸時代は封建的な印象が強いが、限られた空間の中での人口増加を平和に管理していた江戸時代の日本にこそ、現代の資本主義の抱える大半の問題を解決しうる、持続可能なユニークな文化や風俗があったという。徳川氏は「CGが出てきたときから、江戸の町を正確に再現できたら素晴らしいだろうとずっと考えていた。20年来の夢が実現する可能性が出てきた」と述べ、「日本中から江戸バースに集まってもらい、さらには世界中から集まってもらって、情報と通商の活動ができるようになれば大成功といえる。そこまで夢が広がる構想の実現に向けての第一歩と考えている」としている。

ローンチは2023年を予定している。