東映アニメーション、9歳少年のNFTアート「Zombie Zoo」をアニメ化へ

2022/02/01

東映アニメーションは1月31日、9歳の少年によるNFTアートコレクション「Zombie Zoo」を原案にした新しいアニメプロジェクトの立ち上げを発表した。NFTアートのアニメ化プロジェクトは日本初という。

「子どもはみんなクリエイター」を掲げ、子どもが持つ既成概念に囚われない自由なクリエイティビティーを、テクノロジーとインターネットの活用によってそのままアニメ化するプロジェクト。子ども達によるクリエイティビティーを応援する。

第一歩として、NFTアートコレクション「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」を生み出した9歳の少年・Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)と協業する。Zombie Zoo はZombie Zoo Keeperが2021年、夏休みの自由研究として母親であるアーティストの草野絵美さんとともに始めた累計209点のピクセルアートで、全てiPadで描かれている。大手NFTマーケットプレイスOpenSeaで販売するとSNSで評判になり、全作品が完売。経済誌Forbes JAPANが選ぶ「今年の顔100人」である「2021 Forbes JAPAN 100」にも選出されている。

Zombie Zoo Keeperは「ぼくが考えたゾンビたちを捕まえるアニメを作りたい、と毎日ママと話していたので夢がかなった」と話している。アニメは2022年春の公開を予定している。