伊ランボルギーニが初のNFTプロジェクト、 宇宙から帰還のカーボン素材をアート作品へ

イタリアの高級車ブランド、ランボルギーニが1月18日、初となるNFTプロジェクトの開始を発表した。「To the Moon(月へ)」をテーマにした「Space Key」は5つ限定で制作され、オークションに出品される。

ランボルギーニ・スペースキーには、ランボルギーニが2019年、共同開発プロジェクトの一環で国際宇宙ステーションへと送った最先端のカーボンファイバー複合材料を一部使用。作品裏面にあるQRコードを読み込むと、今後公開されるアーティストが手がけたデジタルアートにアクセスすることができる。

ランボルギーニのStephan Winkelmann会長兼CEOは、NFTアート分野への参入に「イノベーションは、ランボルギーニのDNAに深く根ざしたもの。メタバースに参入することは、ランボルギーニが常に新しい地平線に向かって航海していることをあらためて証明している」と述べている。Space Keyとデジタルアート作品のアーティスト名、NFTやオークションの詳細は数日から数週間のうちに発表される予定。