Beepleが新ギャラリー、東京ドーム相当の敷地で「普及と愛を」

2023/03/14

NFTアーティストのBeepleと米老舗オークションハウスのクリスティーズは3月11日、共同で米南部のサウスカロライナ州チャールストンにギャラリースペースを開業した。「デジタルアートの普及やコミュニティーの愛をまとめる」ことを掲げ、Beeple以外の著名NFTクリエーターらの作品も展示する。

新しいギャラリーの面積は東京ドームの面積に該当する約4645平方メートルで、約1207.740㎡の展示スペースと、同規模の体験型スペースを備える。Fvckrender、Blake Kathryn、Smearballs(Nick denBoer)、Dee Kay Motion、Raw & Rendered、Smeccea、Raoul Marks、XCOPY、Ash Thorp、GMUNK、Joshua Davis、Revilo Stuff、Victor Duarte、Billy、David Ariew、Chelsea Evenstar、Refik Anadol、Justin Maller、Jason Ebeyer、Coldie、Pak、Gabe Damastの人気NFTアーティストらが手がけた作品も展示する。

Beepleは「世界で最も有名なNFTクリエーター」と評されるデジタルアーティストで、ディストピアな雰囲気の未来を描き、世相を風刺した作品で知られる。2021年からNFT作品を手がけており、代表作の「Everydays: the First 5000 Days」は個人が販売したNFT作品で最高額の6930万ドル(約92億円)で落札。著名ミュージシャンのマドンナらとNFT制作でコラボレーションしているほか、22年末には自身が立ち上げたNFTベンチャー企業「WENEW」を人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を運営するYuga Labsに売却し、Yuga Labのアドバイザーに就任している。

ギャラリーを共同で運営するクリスティーズはブロックチェーン領域に力を注いでおり「Everydays – The First 5000 Days」や、Beeple初のフィジカル作品「HUMAN ONE」の競売も手がけている。21年11月には大手NFTマーケットプレイスOpenSeaとの提携を発表し、クリスティーズのNFTアートコレクションをOpenSeaで販売していくと表明。22年にはNFTアートに特化した新しいプラットフォーム「Christie’s 3.0」を立ち上げている