MADworld、「攻殻機動隊」モチーフのNFTと限定浮世絵発売

2022/11/30

香港を拠点にグローバル展開するWeb3企業のMADworldは11月29日、人気漫画「攻殻機動隊」のNFTアート「Ghost in the Shell x Ukiyo-e NFT collection.」を発売すると発表した。作中の象徴的なモチーフを反映した500個のデジタルドロップと、限定版の浮世絵が含まれる。

「攻殻機動隊」は士郎正宗氏によるサイバーパンク漫画で、1995年には「THE GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の作品名でアニメ映画化。西暦2029年の高度に発達したネットワーク社会を舞台に、コンピューター犯罪やサイバーテロに立ち向かう公安9課とサイボーグ機動部隊の隊員たちの活躍を描く。

発売されるNFTに使用される浮世絵は、江戸時代から続く伝統的な手作業で刷られた作品を使用。「攻殻機動隊」のグラフィックをモチーフにした木版画を、職人が彫り上げた「それぞれが一点物の芸術品」とのこと。価格はデジタルドロップと浮世絵のセットで1149ドル(約16万円)。

購入者にはまずNFTが発行された後、浮世絵が配達される。また、NFTを使用し、今後リリース予定の「攻殻機動隊」のゲームやメタバースへの優先アクセス権も付与されるという。

MADworldの最高経営責任者(CEO)であるRobert Tran氏は「『攻殻機動隊』をWeb3で再構築することは、MADworldが目指すものであり、ファンが自分のお気に入りの資産と関わり、つながる方法を進化させるものだ」とコメントしている。